
「職場の人が全員嫌い・・」
「どうも居心地が悪い・・」
そんな風に、職場の人との関係で悩んではいませんか?
苦手な人がひとりではなく『全員苦手』と感じる場合、「自分がおかしいのかなぁ」と不安になったりしますよね。
今回は、職場の人を全員嫌いと感じてしまう本当の理由と、「今の職場は合わないかも・・」と思った時の対処法についても解説します。
本記事が、少しでも参考になると嬉しいです。
もくじ
職場の人が全員嫌いな理由→それは似たような人の集まりだから
職種や社風によって、みんな性格が似てくる
「職場の人が全員嫌い」
こんなことを誰かにを言うと、
・性格悪い
・人付き合い苦手なんだ
そんな風に思われてしまうことがあります。
ところが実際、あなたの性格が悪いわけでも、人との付き合い方に問題があるわけでもありません。
なぜなら、職種や社風によって周りの人は『似たような考え方や性格』になりがちだからです。
例えば・・
なんて話をよく耳にします。
長く勤めるほど『職場の色』に染まってしまい、その結果、似たような人の集まりとなってしまうケースは少なくないわけです。
職場での地位が、人間としての地位と勘違いしている
職場の人が全員嫌いと感じる理由には、上司や先輩の『横柄な態度』が関係している場合もあります。
なぜなら世の中には
と勘違いしている人が非常に多いからです。
・王様気分で威張り散らす人
・自分は特別と思ってる人
・少し先輩なだけで偉そうな人
そういった人が多い職場だと、若手社員・新人職員・中途採用の人なんかは当然働きにくくなります。
それを理解せずに、「自分は偉い」「あなたは経験が浅い」と決めつける人ばかりだと、『まともな人はいないのかなぁ』と思えてくるわけです。
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働く上で必要のない、謎の結束が出来ている
働きやすい職場というのは、風通しがよく、全員が緩やかな円で囲まれているような職場です。
ところが世の中、そういった理想的な職場は少ないのが事実・・
なぜなら、新しい人を受け入れようとしない「謎の結束」が出来ているパターンがかなり多いからです。
例えば・・
・新人を仲間ではなく部外者のように扱う
・中途採用の人はずっとよそ者扱い
・長く勤めてる自分たちが偉いという態度
こんな具合です。
新しい仲間に敵対心を抱くような職場では、居心地が悪くて当然です。
職場にある程度の結束は必要ですが、会社をダメにするような結束が存在する職場に未来はないと言えますね。
「今の職場は合わない」と思った時の対処法
最も良い方法は、潔く辞めること
「この職場は合わない・・」そう感じるのであれば、一番良い方法は潔く辞めてしまうことです。
なぜなら、あなたの周りにいる上司や先輩の姿は、あなたの将来の姿となる可能性が非常に高いからです。
実際・・
と謳っている人も多く、「自分はあんな風にならない」と思っていても、知らず知らずのうちに影響を受けてしまうのが現実です。
今の時代・・一つの会社にこだわる必要は全くありません。
自分自身が「嫌な大人」にならないために、転職という選択も視野に入れておくといいですね。
挨拶は笑顔で。仕事は淡々とこなす。
現実的に転職が難しかったり、仕事は辞めたくないという状態であれば、
・挨拶は笑顔
・仕事は淡々と
この二つが重要になってきます。
なぜなら、仕事を淡々とこなせば周りからネガティブな影響を受けにくく、笑顔での挨拶を心掛ければ、同時に良い人間関係もキープできるからです。
どちらか片方のみだと・・
冷たい態度で淡々と働く→人間関係が崩れ職場に居づらくなる
周りと上手くやろうと気を使う→職場に染まり精神的にも疲れる
といった状況に陥ります。
簡単に言えば、バランスよく割り切ることが大事というわけです。
あなたが『職場の雰囲気を変える人』になる
「仕事自体は好きなのに、職場の人たちが好きになれない」
そんな風に語る人はとても多いです。
上記の場合であれば、私は「潔く辞める」ことはおススメできません。
なぜなら、好きな仕事が見つかること自体かなりラッキーですし、あなたが『職場の雰囲気を変える人』になることだって可能だからです。
せっかく好きな仕事ができるのに、
・人との関係が理由で辞めてしまう
・好きな作業もいまいち楽しめない
・いつか仕事も嫌いになりそう
そうなってしまっては非常にもったいないですよね。
人間関係で全てを台無しにしないために、『好きな仕事を楽しくやれる職場』を目指すことが大事というわけです。
【嫌いな人との付き合い方は、こちらの記事をチェック】
そもそも会社との価値観が合わないと気づく
人のやる気を奪う職場・・
私が以前勤めていた職場は、
・やる気のない社員
・働かない社員
がわんさかいました。
そのおかげで、当時まだ若かった私は
「どうしてこんなに意識が低いの?」
「店舗を良くしようと思わないの?」
そんな不満を日々抱えていたものです。
ところが1、2年すれば、周りの人たちが仕事をしない理由が私にも分かりました。
なぜならその職場は、
という、やる気を無くすシステムが存在していたからです。
「私ばっか働いてるのに全然評価されない・・」と不満に思ってましたが、この職場での賢い働き方は『なるべく仕事をしないで減点を避けること』だったのです。
事務効率化を図ったらボーナスが激減・・
働き方改革が叫ばれる中、私の職場にも『残業を減らそう』といった声が上がるようになりました。
同時にその頃・・私は『時間の価値』を重く捉えるようになっていたため、効率よく仕事を行うように日々心掛けていました。
・時間内に業務を済ませ残業はしない
・しっかり休息し最高の状態で働く
・何より、働き方改革に従っている
これらの理由から、『私は最高の働き方をしている』という自負があったのですが、そうではなかったようです。
なぜなら・・
残業ばかりの例年に比べ、ボーナスが大幅に減っていたからです
確かに・・働き方改革とは言え、定時で帰る人は私くらい。ほとんどの人は、
・仕事が終わらない
・終わらない人を待っている
このふたつのどちらかでした。
残業=偉い
周りに合わせる=偉い
そういった会社の風潮が、どうやら私の価値観とは合わなかったようです。
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このままだと自分を嫌いになりそう・・
私が会社を辞めた一番の理由は、『時間』が欲しかったからです。
・子供と過ごす時間
・夢を追う時間
・寝る時間
この3つの時間が欲しくて辞めました。
ですが、それだけではありません。
「このままだと自分を嫌いになりそう」
そんな想いもあったのです。
愚痴の多い職場で毎日同じことを繰り返すうちに、
「やりがいのある仕事がしたい」
「もっと成長したい」
そういった熱い想いも忘れ、『食って寝るだけの人間になってしまうのでは』といった不安がありました。
私の場合、人間関係が理由ではないですが、仕事をやめた事で人生が変わったのは事実です。
とりあえず、全てに諦めたような寂しい大人にならずに済んだと思います。
同じ職場にいると、だいたいみんな似てきちゃう。「嫌い」と思うのはある意味正しい(まとめ)
今日の内容をまとめます。
・職種や社風によって性格は似てくる
・自分は偉いと勘違いしている人が多い
・職場で無駄な結束を作らないでほしい
・ひとつの会社にこだわらなくていい
・好きな仕事なら楽しく働く工夫を
・会社との価値観が合わない場合も
といったかんじです。
職場の人が全員嫌いと感じる場合・・たまたま性格の悪い人ばかりが集まったとは考えにくいです。
同じ職場にいると、職種や社風によってどうしても性格は似てしまうものなので、『偏った考え方』や『洗脳されてる感』が受け付けない可能性もあります。
「嫌い」と思えるということは、そういった『偏り』を第三者の視点で捉えている証なので、ある意味正しい見方かもしれません。
周りに影響されず、自分らしさを持ち続けたいものですね。