「悲しくないのに突然涙が出る」
「心がギュッと締め付けられる」
日常の中にそんな瞬間はありませんか?
急に出る涙の理由は「疲れ」や「ストレス」と思われがちですが、それだけではありません。
本記事では悲しくないのに涙が出る理由と、気持ちを安定させるための3ステップについても紹介します。
本記事が少しでも参考になると嬉しいです。
もくじ
悲しくないのに涙が出る・・その原因はストレスだけじゃない
ストレスはあくまでトリガー
悲しくないのに涙が出る理由は「ストレス」と思われがちですが、実はそうではありません。
なぜなら、ストレスはあくまで「トリガー」、つまり「きっかけ」に過ぎないからです。
例えるなら水道の蛇口です。
蛇口に負荷(ストレス)がかかる
↓
水が出る(涙が出る)
そんなイメージ。
つまり、水(涙)の正体はストレスではなく、他にあるということです。
そう、今は悲しくない
悲しくないのに涙が出る、、とても不思議ですよね。
けれども蓋を開けてみると、その涙には「悲しみ」が含まれてることが分かります。
どういう意味か分かりますか?
私が言いたいのは、
「今この瞬間は悲しくない。しかし過去に悲しいことはあった」です。
あの頃の私はよく我慢してたな・・
なんか無理して笑ってたよな・・
このように、いつか抑え込んだ「想い」がそのままとなり、ふとした瞬間、その時の涙がツーっと流れるのです。
あの時、流すはずだった涙
突然涙が出るからと言って、それは精神疾患でもなければストレスでも目のトラブルでもありません。
簡単に言ってしまえば、涙の正体は「あの時に流すはずだった涙」だからです。
・泣くべき時に泣かなかった
・泣けない理由があった
・泣いてはいけないある種の信念があったなど・・
タンクに入った水と同じで、年月が経過したからと言って勝手に水が無くなるわけではありません。
まずは、過去に背をった荷物を一度全部広げて、ひとつひとつ確認する必要があるのです。
この涙と、今後どう向き合うべきか
涙の正体について考えてみよう
訳もなく涙が出る理由は、流すべき涙をずっと溜め込んでいるからです。
では、その溜め込んだものとはいったい何でしょう?
その答えは、自分自身の過去と向き合うことで発見できます。
・辛かったこと
・寂しかったこと
・言われて嫌だったこと
・誰にも言えず隠してきたこと、など
ポイントは、『なるべく多く広範囲(年齢的)になるようにピックアップする』です。
盲点が生まれないよう、記憶の始まりから現在に至るまで可能な限り思い出してみましょう。
この際だから思い切り泣いてみよう
過去を振り返ってみると、きっと悲しかった記憶を思い出すことでしょう。
悲しい記憶を思い出したのなら、この際、思い切り泣いてみると良いです。
なぜなら、悲しい気持ちが「なんとなく」心に残ってしまうのは、「泣き足りていない」ことが主な原因だからです。
怒りが込み上げてきたり
自己嫌悪の波が迫ってきたりと、
決して楽な作業ではありませんが、これを乗り越えてることで、世界の見え方がまたひとつ変わるのも事実です。
今が幸せかどうか思い返してみよう
突然涙が出る理由は過去の出来事が原因です。しかし、トリガーとなっている「ストレス」も無視してはいけません。
なぜなら、今この瞬間こそ、流しきれない涙を蓄積している可能性もあるからです。
・私、職場で自分を演じてない?
・明るく振舞うの、疲れました
・誰も助けてくれない。なら強くなるしかない、など
生活費がどうとか、キャリアがどうとか、そういうのを一旦ぜんぶ無視して、純粋に「今、幸せ?」と自分の心に問うてみてください。
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答えを見つけると、世界がまるで違って見える
生と死について考えるとき
20代半ばくらいまで、突然涙が出る時がありました。しかし当時の私は、さほど深刻に考えてはいませんでした。
ナーバスな波がやってくる理由は、月に一度やってくるレディースデーのせいだと思っていたからです。
もし私が病気になってしまったら子供はどうなるのだろうか・・
私が死んでしまったら、子供の記憶から私という存在は消えてしまうのだろうか・・
そんな具合で、たいていいつも「生と死」について考えて、わざわざ悲しい気分を作り上げておりました。
自分の存在価値を信じることが出来ない
20代後半、病み女の私に、自分自身の過去と向き合う機会が巡ってきました。そこで私はようやく、「時々やってくるナーバスの理由」を知ることになりました。
そもそも大切な人ではなく、なぜ「自分の死」を想像してしまうのか・・その理由は、『自分の存在価値を信じることが出来ない』からだったのです。
・家族に迷惑をかけないように
・お金で負担をかけないように
そんな感じの子供時代を過ごしたせいで、なんとなく、自分の存在に『引け目』のようなものを感じていたわけです。
その結果、深層心理が私に「死」を連想させていた。そう捉えると、時々ナーバスになるのも納得できたのでした。
答えを見つけると、世界がまるで違って見える
たまーにやってくる「病み」の答えを見つけると、世界がまるで違って見えます。
なぜなら、『付き合い方』が上手くなるからです。
ネガティブ感情との付き合い方
日々のストレスとの付き合い方
そして、大切な人との付き合い方。
私は「きっかけ」を得たことで、ネガティブになることが断然少なくなり、同時に、ネガティブ感情によってパートナーを巻き込むことも無くなりました。
自分を知ることが人生にいかに大きなプラスをもたらすか・・
ニーチェの言葉を借りれば、まさに
自分を知ることから始めよう
ですね。
まとめ
今回の内容をまとめます。
・ストレスはあくまで蛇口
・突然の涙の正体は過去に我慢した分
・泣き足りてないんじゃない?
・今幸せか、自分に問いかけてみよう
・答えをみつけて新しい世界へ
急に涙が出る・・とか、急にナーバスに・・なんて話をすると、すぐに「病気」を疑われる風潮がある気がします。
でも人間って、誰にだって心萎える瞬間があるものだと思います。
急に涙が出るときは、シンプルに「泣き足りてない」のだから、思い切り泣けば良いんです。
繰り返すようなら涙の原因をもっと掘り下げて、正解じゃなくても構わないから、自分なりの答えを出してみればいい。
ひとつ自分を知れば、一歩幸せに近づく。
そうやって、焦らずゆっくり進んでいきたいものです。
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