「いじめられっっ子は将来どうなるのだろう・・」
過去にいじめられていたり、いじめがトラウマとなっていると、自分と似た経験を持つ人が将来どうなったのかが気になりますよね。
私は中学時代に「ハブられる」という類のいじめと、一部のヤンキーから言葉の暴力、私物を壊される等の被害を受けていました。
本記事では、元いじめられっ手の将来データをもとに、いじめられっ子が人生において不利な理由と、希望をつかむためにやるべきことを紹介します。
もくじ
いじめられっ子は将来どうなる?不利な人生だけど希望はある
結論から言うと、いじめられっ子の将来は不利なことが多いです。
その理由は、いじめのトラウマで社会に対し臆病になってしまうケースが多いからです。
しかし、気持ちを入れ替えればいくらでも希望はあります。
「いじめられっ子」というレッテルを自分自身で剥がすことが大切です。
いじめられっ子は自己肯定感が低い
元いじめられっ子の一番の特徴は自己肯定感の低さです。
いじめから解放されても、言われて嫌だったことや、辛かった思い出が「心の傷」として残ってしまうからです。
そんな悩みを消せないまま大人になり
「自分なんて価値がない」
と思ってしまう人が少なくないのです。
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いじめられっ子だけが「いじめの事実」を覚えてる
いじめに加わっていても、自分はいじめっ子だったと自覚していない人の割合が多いです。
結局のところ「自分が傷ついたこと」は覚えていても「傷つけたこと」は忘れてしまうからです。
例えば・・
「あれ~久しぶりじゃん!」
と、いじめっ子は至って普通の場合が多いです。
これも「自分はこの子をいじめてた」という自覚がないからです。
このパターンはすごく多いです。
「いじめられっ子」を最も否定しているのは「いじめられっ子」たち
元いじめられっ子は「いじめ」を隠す傾向にあります。私自身も実はこのパターンでした。
隠す理由は、いじめに遭っていた過去を「消したい」という気持ちから来ています。
・情けない
・恥ずかしい
・弱い
こんな風に「いじめられっ子」を最もネガティブに捉えているのは「いじめられる側」なので
「周囲にバレたくない・・」
「恋人に知られたらどうしよう・・」
と、過去を受け入れずにいるわけです。
いじめられっ子が不利な理由は統計学で確認できる
仕事でうまくいかない事が多い
2013年のアメリカの調査で分っているのは、いじめを受けた人はそうでない人よりも、仕事を辞める可能性が2倍になるということです。
いじめられっ子は社会に出てからも、人間関係に問題を抱えやすいことが原因のようですね。
たしかに、過去のいじめが原因で社会に対し臆病になるケースはとても多いです。
「みんなとうまくやっていけるかな・・。前みたいに嫌な思いしたくないな・・。」
という具合に。
さらに、いじめの過去と関連する何かが起こると「ここでもダメだ」と続けるのは困難になるのでしょう。
ひきこもりになる可能性が高い
いじめられっ子は将来ひきこもりになる可能性も高くなります。
ひきこもりの約1割は、いじめが引き金となっていることが分かっているからです。
不登校→そのままひきこもり
過去のトラウマ→数年後に引きこもり
という具合に。
どちらにしても、過去のいじめは成人してからも、ひきこもりやうつ病に繋がりやいのです。
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自殺率が高い
過去にいじめを経験した成人の自殺率は、そうでない人の2倍ということがイギリスの研究で分かりました。
いじめの苦しみは、いじめられている渦中だけでなく、解放されたあとも「トラウマ」として残ってしまうからです。
「ちょっとからかってやった」
「別にたいしたことないと思った」
そういう『ちょっとしたいじめ』が、誰かの一生に関わっているということです。
【いじめっ子と再会した時のエピソードは、こちらの記事をチェック】
・いじめっ子と再会した時の体験談。耳を疑う意外な一言とは
いじめられっ子にも希望はある
元いじめられっ子がかなり活躍してる
芸能人や著名人など、元いじめられっ子が活躍するケースも珍しくありません。
日本の芸人から誰もが知ってる海外の有名アーティストまで数えきれないほどです。
「人と違う」
「変わってる」
これらはいじめられやすい人の特徴ですが、視点を変えれば「人と違う才能や感性を持っている」とも捉えられるわけです。
いじめをオープンにすると自由で楽しい未来が待ってる
いじめに遭った経験をオープンにすると、気持ちがスッと軽くなったりします。
隠すと余計、自分の殻に閉じこもってしまうからです。
私も以前、ひょんなことから会社の上司にいじめの内容を話したことがありました。上司は大爆笑してましたが、それがきっかけで、今では自分でも笑える思い出になっています。
いじめは経験値になる
個人的に、いじめに全く関わったことがないという人はかなり少ないと思います。
モラハラやパワハラ、ママ友問題やご近所トラブルなど、いきていれば「当たり前に出会うもの」だからです。
だからこそ
というレッテルを剥がし
といったイメージで捉えてみるといいかもです。
そうすることで、「いじめられっ子」というセルフイメージから解放され、いじめ過去も「経験値」として捉えらることができます。
結局は自分次第(まとめ)
ポイントをまとめます。
いじめられっ子は自己肯定感が低い
いじめのことを覚えてるから辛い
統計を見ると生きづらいさが分かる
希望はいくらでもある
いじめられっ子の傾向や統計学を見ると、たしかに不利なことの方が多いです。
ところが、あくまでも傾向であるため、結局のところ『自分次第』といったかんじです。
「自分なんて」と思わず「社会の厳しさを少し早く経験した」とプラスに捉えてみてもいいかもしれません。
いじめの経験に縛られず、心の自由を掴んでくださいね!