新築ブルーで鬱になりそうです。不満は全て受け入れるべきでしょうか?

頭を抱える女性

「新築ブルーで鬱になりそう」

「毎日家のことばかり考えてしまう」

そんな悩みをかかえてはいませんか?

 

私自身、家を建てた当時は「私以上に新築ブルーな人ってこの世にいないんじゃないの?」ってくらいブルーでしたので、お気持ちよく分かります。

 

本記事では、「新築の不満は受け入れるべきか」というテーマに加え、新築ブルーで辛い時の『心の持ち方』についても解説します。

 

本記事が、少しでも参考になると嬉しいです。

 

新築ブルーで鬱になりそうです。不満は全て受け入れるべきでしょうか?

不満を受け入れる必要はない

結論から言えば、無理に不満を受け入れる必要はありません。

 

『家は3回立てないと理想の家にならない』なんて言われるように、マイホームにはどこかしら不満に思う部分があるのは当たり前だからです。

 

日当たりが悪い・・

使い勝手が悪い・・

デザインを重視すればよかった、など。

 

「まっ!仕っ方ないよね~♪」なんてポジティブに考えられる人はまずいませんので、今は不満な気持ちに素直になっていいと思います。

 

無理に好きになろうと頑張らなくてOK

自分の家を好きになりたいのは誰だって同じ気持ちです。

でも、だからと言って好きになれない部分を無理に好きになろうとする必要はありません。

 

なぜなら、無理矢理好きになろうと頑張ると、

「これでよかった」→「あ~やっぱり嫌だ」

の無限ループに陥りやすく、気分の浮き沈みによって余計に精神が疲弊するからです。

 

心理学では、気分が常に「ロー」の状態よりも、「ロー」と「ハイ」を繰り返す方が良くないと言われています。※振り幅があまりに大きいと危険

 

つまり、「好きにならなきゃ」と頑張るよりも、「こんなのもう嫌~」と言い切ってしまった方が心理的ダメージは深刻化しにくいわけです。

 

私たちは、家づくりのプロでもなければ専門家でもない

私たちは、家づくりのプロでもなければ専門家でもありません。

 

つまり、建てた家が完璧でなかったとしてもそれは致し方ないことなのです。

 

だからこそ重要なのは「理想の家かどうか」ではなく「理想があるかどうか」。

 

今の状態がたとえ「理想的」でなかったとしても、アイデアと心の持ち方ひとつで『自慢の家』に変えることだって可能なのです。

 

新築ブルーで辛い時の心の持ち方

家はそう、夢の国ディズニーランド

家づくりの考え方は、端的に言えばディズニーランドと同じです。

 

その理由は、ずばり完成が無いから。

 

ディズニーランドって、永遠に成長し続け、完成は訪れないと言われますよね。

それは家も同じで、今のこの状態が完成ではなく、自分たちの手で育てていくものだと思うのです。

 

隣の芝は青いもの。それはあなたの家も同じ

新築ブルーの時って、つい素敵な家に目が行ってしまいませんか?

「あぁいいな~」「素敵だなぁ」と感心すると同時に、自分の家が恥ずかしく思えてきたりもするものです。

 

けれども、そんな自分の家だって他の人から見れば素敵に映るもの。

あなたの家を見て「あ~こうすればよかった」と感じる人だっているかもしれません。

 

隣の芝が青いのは、実際に住んでいないからそう見えるのであって、「広くて掃除が大変」や「日当たり良すぎて植物が枯れてしまう」など、どんな家でも少なからずデメリットはあるものです。

 

大きな不満には「好き」の数で勝負をかける

自分の家が好きになれない理由は、きっとどこかに不満や後悔があるからではないでしょうか?

だからこそ、その大きな不満に打ち勝つために、家の中の「好き」を増やす工夫をしてみてください。

 

・インテリアは気に入ったものだけを置く

・「こうして良かった」と思える部分に目を向ける

・DYIで自分好みの空間にアレンジする、など

 

マイホームの設計は決める項目が多すぎて、全ての箇所を徹底的に調べるのは非常に難しいです。

「ちょっと気になるけど、ま、いっか」

それくらい些細なこととして捉えていた部分が、後になって大きな不満に変わることもよくあります。

 

不満や後悔は家づくりにはつきものですので、その分「好き」と思える部分に目を向けて、少しずつでいいから好きになっていければいいんじゃないかと思います。

 

【ストレスを感じない生き方のヒントは、こちらの記事をチェック】

・ストレスを感じない生き方のヒント。それはあなた自身の過去にある

 

夢のマイホームを持ったのに、全然幸せじゃなかった

やり直したい・・立て直したい・・なんなら早く壊したい

マイホームを手にしたというのに、私は全く幸せではありませんでした。

 

家の中は不満ばかりで、その不満をいつも旦那にぶつけてしまっていたからです。

 

もっとおしゃれな外観にしたかった

初めからぜんぶやり直したい

人生でもう一度家を建てないと気が済まない

 

そんな不満が2、3年は続き、今の家を良くすることより、早く壊して新しい家を建てる夢ばかりを見ていました。

 

私を苦しめたもの、それは重度の劣等感だった

私が新築ブルーになった原因は、家への不満とは全く違う部分にありました。

 

私はとにかく劣等感の強い人間で、とにかく人と比べる癖があったのです。

 

素敵な家を見ると、

「私の家って本当にフツーだな」

「家づくりでも私は劣等生かも」

 

そんな風に他人と比べては自信を失い、自ら新築ブルーを長期化させていました。

 

今思えば、劣等感を消したくて「素敵な家」に執着していたのかもしれません。

 

元新築ブルー日本代表の私から、今のあなたに伝えたいこと

「大丈夫。好きになれる」

それだけです。

 

元新築ブルー日本代表(自称)の私が言うのだから、絶対大丈夫。

 

私の場合は、ある人との出会いをきっかけに自分の中にある「劣等感」を知りったことで、長かった新築ブルーから解放されました。

 

問題があったのは家のつくりや間取り云々ではなく、自分自身の「心の状態」だったようです。

 

今では、この先30年、40年・・ずっとこの家に住み続けたいと思っています。それくらい大好きな家です。

 

ひとつ後悔があるとすれば、キレイで快適な新築に住めることをもっと喜べばよかった。

「素敵な家を建ててくれてありがとう」と旦那に言ってあげればよかった。

 

家についての後悔は、今となってはそれだけですね。

 

家を好きになれると人生が一気に輝き出す(まとめ)

 

今回の内容をまとめます。

 

・無理に好きになろうと頑張らなくてOK

・完璧な家はきっとどこにも存在しない

・家に完成はない、家は育てるもの

・新築ブルーは家が原因じゃないかもしれない

・自分を認めてあげれば、きっと家も好きになる

 

私の新築ブルーは、家そのものと関係のない「心理面」で解消することができました。

家を好きになれると、毎日はこんなにも快適になるんだなぁと日々感じております。

 

かつての私のように新築ブルーに悩んでいるのでしたら、ぜひ一度ご連絡ください。

 

グッドライフプロのメールサポートは、気持ちの不安定さと向き合い、精神的な疲労感から解放されるステップを一緒に進めていきます。

 

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