劣等感はうつの前兆?気分の落ち込みをどう対処するか

「劣等感でうつになりそう・・。気分が落ち込んで辛い・・・。どうすれば気持ちがラクになるだろう・・。自分が優位になるように、必死で努力するしかないのかなぁ、、

こういった悩みにお答えます。

 

私は心理コーチとして、現代ストレス・病み癖・トラウマ・コンプレックスを専門に活動しています。(2020年も継続中)

 

こういった経験から、劣等感でうつになりそうな時の対処法について解説します。

 

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劣等感はうつの前兆?気分の落ち込みをどう対処するか

劣等感は「理想の自分から比べれば、いまの自分は劣っている」と感じる感覚です。

 

劣等感を抱くということは『理想の自分の姿』があるということなので、決して悪いことではありません。

 

ところが、社会や他人からの影響が悪い方向に働き、劣等感による気分の落ち込みが続くと、次第にうつ状態になることも・・

 

劣等感による気分の落ち込みは、「劣等感の正体を知る」「好きなことをする」この2つで解消することができます。

 

劣等感でうつになることってあるの?

劣等感でうつになる可能性は十分にあります。

 

うつの原因というのは、特定した何かというよりは、複数のストレスの集合体だからです。

 

その中に『劣等感』という要因が入っているのはごく自然なことです。

 

「いつも誰かと比較されて自信を失った」

「器用にできる人がうらやましい」

 

こんな具合で常にストレスにさらされていると「自分なんて・・」と自信をなくし、気持ち的にも不安定になる場合があります。

 

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気分の落ち込みの対処法は?

劣等感による気分の落ち込みは『劣等感の正体を知る』『好きなことをする』この2つでかなり解消できます。

 

「劣等感の正体を知る」ことができれば、劣等感に襲われたとき『自分は今こういう状況になっている』と客観的に見ることができるからです。

 

また、誰かのために行動するのではなく、自分ために「好きなことをする」ことは、嫉妬や劣等感を遠ざける効果があります。

 

この2つを意識すれば

「なんで自分はダメなんだろう・・」

「○○のために頑張ったのに・・」

 

こういったストレスから解放され、再び劣等感がやってきても、上手に受け流せるようになります。

 

劣等感の正体を知ることが第一

劣等感の正体は、理想の自分と実際の自分との「格差」

劣等感は「自分はまだまだやれる」という気持ちの表れなので、決して悪いものではありません。

 

人間は、環境や他者から影響を受け『理想の自分の姿』を無意識にイメージしています。

この時に生まれる「理想の自分と比べ、まだまだだな」という感情が『劣等感』なわけです。

 

「誰かと比べて自分は劣っている・・」と感じることが多いですが、心理状況としては、『理想の自分といまの自分との格差』で劣等感が生じるということなのです。

 

劣等感が心に悪影響を及ぼすとき

劣等感はときに心に悪い影響を及ぼします。

 

劣等感は向上心の表れではありますが、外部からの影響が悪い方向に働くと、「自分なんて・・」と自己否定に走ってしまうからです。

そうなると、劣等感から本来の向上心は機能でず、思考も行動も停滞してしまい、ただストレスに苛まれるという状態になってしまうのです。

 

劣等感が来た!と思ったら

「自分はいま、劣等感を感じているな」そんな風に感じるだけで、フッと気持ちが軽くなります。

 

自分自身の感情を俯瞰的に見ることは、ストレス感情との付き合い方に非常に効果があるからです。

 

劣等感に襲われたときは「ずーん」と沈むのではなく、

 

「あ、自分はあんな人に憧れてるんだ」

「成長過程だから劣等感を感じてるんだ」

 

観察者の視点になってみましょう。

 

スーっと気持ちがラクになるのが実感できるはずです。

 

【比較癖が辛い人は、こちらの記事もチェック】

・人と比べてしまうのはなぜ?辛い「比較癖」を直す方法とは?

 

「好きなこと」は嫉妬や劣等感を遠ざける

優位に立つことよりも「好きなこと」に集中してみる

劣等感から解放されるには『自分の好きなこ』に集中するのが最も効果的です。

 

劣等感を消すために一瞬だけ優位に立ったとしても、それがずっと続くわけではないので、他人と競っている限りは劣等感から解放されないのです。

 

結果ばかり求めるのではなく「この時間が幸せ」と思う時間を増やすことで、劣等感を感じる時間がグッと減っていきます。

 

好きなことを仕事にしている人は劣等感と無縁

好きなことを仕事にしている人は劣等感を持っていない人がほとんどです。

 

そんな人は、仕事そのものを楽しんでいるから「人と比べる」という考え方がないのです。

 

「あいつらを見返してやる」

「必ず結果を出してやる」

 

そういう感情にとらわれず「楽しいなー」と感じながら仕事をしていることで、人と比べるという感覚と無縁になるのです。

 

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誰かのためではなく、自分のために行動する

人のためではなく自分を優先して行動することも大事です。

 

「誰かに認めてもらうため・・」

「みんなの役に立つため・・」

 

そんな具合で頑張っても、評価が得られなかったり、感謝の言葉を貰えなかったりして「せっかく頑張ったのに」となってしまいがちです。

 

他人を中心に生きると悩みや不満が多くなるので、自分ベースで行動するようにしましょう。

 

劣等感と上手く付き合いながら、自分軸で生きること

ポイントをまとめます。

 

劣等感が深刻化するとうつ状態になる

劣等感がやってきたら観察者の視点に立つ

好きなことに集中すれば劣等感は消える

 

こんな感じです。

 

「周りにどう見られているか・・人より優位に立ちたい・・」そう思っていると、劣等感や嫉妬が常についてまわります。

 

自分の好きなように生きることで、周囲が気にならなくなり劣等感を感じなくなるので、これからは自分軸で生きることを目指していきましょう。

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