いじめられっ子は負け組?まずは勝ち負けの概念を捨てよう

3人のビジネスパーソン

「いじめられっ子は負け組なの?」

 

こんな疑問を持っていませんか?

 

過去にいじめられた経験があったり、いじめっ子という人種に強い嫌悪感を持っていると、いじめっ子・いじめられっ子、双方の将来が気になったりしますよね。

 

今回は、いじめられっ子が負け組かどうかについてと、勝ち負けの概念を捨てることのメリットについても紹介します。

 

本記事がすこしでも参考になると嬉しいです。

 

いじめられっ子は負け組?

椅子に座る男性

いじめられっ子が負け組と言われる理由

結論から言えば、いじめられっ子は負け組ではないです。ところが世の中には「いじめられっ子=負け組」という印象を持っている人がいるのも事実です。

 

理由は2パターンあります。

 

「いじめられた過去によって自己肯定感が著しく低い人」あるいは、「人をいじめた過去を栄光と勘違いしている人」がいるからです。

 

極端な例ではありますが、分かりやすく説明すると次のような感じです。

 

元いじめられっ子「大人になっても、今一つの人生だな。自分に自身ないし。やっぱしいじめられっ子って負け組かも・・」

 

元いじめっ子「昔は威張れて良かったよな~。最近全然うまくいかない。でもまぁ、子供ん時からいじめられる奴よりはマシかぁ」

 

つまり、元いじめられっ子の場合は自身喪失、元いじめっ子の場合は自己弁護、といったところです。

 

元いじめられっ子が生きづらい理由

元いじめられっ子はその後も生きずらさを感じることが多いですが、これは「セルフイメージの低さ」が原因です。

 

いじめられた経験が引き金となり、自信を失ったり、社会に対して臆病になりやすいからです。

 

環境が変わってコロっと復活できる人もいますが、中には、いじめられた過去を引きずってしまい、どこかビクビクしていたり、人の顔色を伺ったりと、精神的に不安定になってしまうケースもあります。

 

克服の仕方を間違えると大変

これは非常に悲しい事実ですが、元いじめられっ子が痛い大人になってしまうケースが後を絶ちません。

 

なぜなら、克服の仕方を間違えてしまい、「歪んだ性格」になってしまうことがあるからです。

 

例えば、いじめっ子を勉強で見返そうとして、実際に高い学歴を手に入れたとしても

 

「頭の悪い奴って終わってるよな」

「低学歴とかまじ負け組だよな」

 

と、間接的に自分をいじめた相手をディスっている人は、まだいじめっ子から解放されていない何よりの証拠ですし、無駄に敵を増やしかねません。

 

元いじめられっ子が悪く言われるのは、自信の付け方を間違えた先輩方がいるから、というのも一つの理由かもしれませんね。

 

いじめられっ子の将来は明るい?それとも暗い?

考え事をする男性

自分にいまひとつ自信が持てない

いじめを受けた人はセルフイメージが低い傾向にあります。

 

「言い返せなかった」「やられっぱなしだった」そういう思いから、自分をダメな人間と認識してしまうからです。

 

いじめを受けた過去を否定し続けるとどんどん自信を失いかねないため、「あんなこともあったよね」と受け入れてしまうのが、過去から早く解放されるためのポイントです。

 

「見返してやろう」とがんばる

「見返してやる」という気持ちを持って、実際に成功している人は大勢います。

 

ネガティブ感情はポジティブな感情よりも強力なパワーがあるため、「見返す」という感情はスタートダッシュにはとても効果的なのです。

 

とは言え、「見返す」という気持ちを持ち続けるということは、いつまでもそこにいじめっ子の存在がある、ということでもあります。

 

なのでどこかで、「見返すため」ではなく「自分のため」に方向を変えていくことがベストかと思います。

 

過去を隠しながら平和に生きる

いじめの過去を隠しながら、平和に生きている人も大勢います。

 

人をいじめた過去も、いじめられた過去も、どちらも人に自慢できる話ではないため、やはり「隠したい」と思う人が多いでしょう。

 

ですが実際、いじめられた過去は隠す必要はないです。世の中、いじめっ子に対してはかなり風当りが強いですが、いじめっ子に対しては違います。

 

「人をいじめてた」→「あんた最低」

「いじめられてた」→「災難だったね」

 

こんなイメージです。

 

 

隠そうとすれば余計に自分を肯定できなくなります。自分からわざわざ話す内容ではないですが、「知られても別にいい」と構えてみると、気持の面でずいぶんラクになります。

 

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いじめのトラウマは克服できる?完全には無理だけど必ず良くなる

 

元いじめられっ子のこれからの生き方

コーヒーを飲む男性

今すぐ勝ち負けの概念を捨てよう

まずは、勝ち負けの概念を捨てることが第一です。

 

勝ち負けの概念を持っていると、いつまでも過去から解放されないからです。

 

「収入が多い方が勝ち」「早く家庭を持った方が勝ち」など、あくまでも個人の考え方であり、他人のフィールドにわざわざ自分から飛び込む必要はないです。

 

いじめは人生に影響が無いと考える

過去にいじめられていようが、人をいじめていようが、成功する人は成功します。

 

大事なのは現在の『生き方』ですので、いったん「過去のいじめ」と「現在の自分」を切り離してみてください。

 

いじめを深刻に考えすぎる風潮が、余計に悩みを深くしているのが現実です。

 

パワハラ問題やママ友問題など、いじめはこの世から絶対になくならないので、生きていく上で、当たり前に出会うものだと考えてみましょう。

 

ネットの情報を信じすぎない

ネットの情報を信じすぎてはいけません。

 

ほとんどの情報は専門性の無いものだったり、個人的な主張に過ぎないからです。

 

ネットの情報に一喜一憂したところで人生は豊かになりません。

本をたくさん読むか、人生を変えてくれるメンターに出会うことが、自分自身が最も変われる方法です。

 

人生に勝ち負けはない。自分のために生きてみよう(まとめ)

紙飛行機に乗る男性

ポイントをまとめます。

 

いじめっ子の方が有利なのは確か

克服方法を間違えると痛い大人になる

自分のフィールドでたたかうべき

いじめを深刻に考えすぎない

 

こんな感じです。

 

人生に勝ち負けはありません。

ただ、いじめっ子に勝ちたくて変に競おうとすれば、その時点で負けが決定します。

 

これからは、自分の人生を楽しく豊かにすることを第一に考えていきましょう。

 

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