
「心理カウンセリングは意味がないって本当?」
「興味はあるけどお金を無駄にしたくない」
このような疑問や迷いを抱えていませんか?
心理カウンセリングに興味があっても「効果が得られなかったらもったいない」という理由で受けるのを躊躇してしまう人はとても多いです。
今回は、心理カウンセリングを受けようか迷っている人に向け、効果を得るための方法と、カウンセラーを探す際のポイントについても解説します。
本記事が、すこしでも参考になると嬉しいです。
もくじ
心理カウンセリングに意味がないと言われる3つの理由
カウンセラーとの信頼関係が築けていない
カウンセリングは意味がない・・そんな言葉をネットで見かけます。
効果が得られにくいカウンセリングは確かに多く、その理由のひとつに「カウンセラーとの関係の薄さ」があります。
・1回きりの相談
・担当者が毎回違う
・数十分程度の短いセッション
上記のようなケースは、カウンセラーがクライアントの「個性」について詳しく理解しきれないため、一人一人に適したアプローチは難しくなります。
カウンセリングの時間が短く内容が薄い
心理的な悩みは、カウンセラーと2~3時間じっくり話をすれば劇的に改善されると言われています。
しかし実際のところ、それだけの時間をかけて行っているカウンセリングはほとんど存在しませんせん。
なぜなら、カウンセリングを行うには、カウンセラーの物理的な時間を必要とするからです。
例えば、精神科や心療内科などのクリニックを経営していくには、最低でも1日30人、多少の蓄えを生む場合は40人以上の患者さんが必要と言われています。
1日の診察時間が8時間だとすると、30人の患者にかけられる時間は一人当たりたったの16分であり、理想のカウンセリング時間には遠く及ばないのが現実です。
時間が短いとそれだけカウンセリングの内容が薄くなり、悩みの解決になかなか辿り着かないという問題が起きてしまうのです。
相談形式が自分に合っていない
カウンセリングの相談形式には、対面はもちろん、電話やメール、チャットといった様々な種類があります。
人にはそれぞれ得手不得手があるため、相談形式が自分に合っていない場合、十分な効果は期待できません。
例えば、話しをするときに相手と目を合わせられなかったり口で説明するのが苦手だったりする場合は、対面や電話のカウンセリングよりも、メールやチャットといった文章でやりとりする形式の方が気軽に受けられるのでおすすめです。
カウンセリングで効果を得るための方法とは
悩みに寄り添ってくれるカウンセラーと出会う
効果のあるカウンセリングは、カウンセラーとのラポールによって生まれます。
ラポールとは心理学用語で、カウンセラーとクライアントの相互の信頼関係のことを指します。
語源となっているフランス語では、「調和した関係」「心が通い合う関係」などの意味を持ち、カウンセリング業界ではここ最近かなり重要視されています。
つまり、心理カウンセリングで効果的なアプローチを得るには、クライアントがカウンセラーに強い信頼を持っていることに加え、カウンセラーはクライアントの悩みや不安をよく理解していることが大切なのです。
考えを整理する時間を確保する
カウンセリングを受ける際に重要なのは、自身の心としっかり向き合い、どんなアドバイスが必要かを事前に整理しておくことです。
公認心理師や臨床心理士の資格を持つ心理のプロの方であっても、クライアントが求めるアドバイスを100%完璧に読み取ることは出来ません。
・可能な限り相談の内容を整理しておく
・欲しいアドバイスを考えておく
カウンセリング当日に向け適度に準備をしておけば、セッション時間の短さの問題もある程度カバーできるため、カウンセラーとの面談はより価値のあるものになります。
気持ちを正直に伝えやすい相談形式を選ぶ
それぞれの相談形式はカウンセリングサービスを選ぶ際の重要なポイントです。
抵抗や負担が少なく、気持ちを正直に伝えやすい相談形式を選ぶことで、初めてカウンセリング本来の効果が得られるからです。
例えば、身近な友人に悩みを相談する場合は、lineよりも電話の方が良いという意見が多くあります。一方で、いざカウンセリングを利用した際、カウンセラーを前にすると身構えてしまって上手く話せないといったケースも実際にあります。
文章を用いたカウンセリングには落ち着いて自分を見つめることが出来るメリットが、会話を用いたカウンセリングには、表情や声色で感情が伝わりやすいといったメリットがあります。
文章が主要のカウンセリングと会話が主要のカウンセリングでは、特徴もメリットもそれぞれ異なるため、自分に合ったスタイルを選択することが、カウンセリングで効果を得るための第一歩と言えます。
【気持ちが不安定な時の対応については、こちらの記事をチェック】
カウンセリングを受ける意味とは
カウンセリングを受ける本来の目的とは
カウンセリングを受ける本来の目的は「人生をより豊かにするため」です。
カウンセリングと聞くと、
・仕事や学校でのストレス
・職場などの身近な人間関係
・うつ病などの精神疾患
など、どちらかと言えば暗い悩みの印象があります。
一方、心理学が盛んなアメリカでは、カウンセリングは誰でも気軽に受けられる存在であり、夫婦やカップルが一緒に受けることも珍しくありません。
ストレスの解消であったり自分自身について考えるきっかけであったり、目的はそれぞれ違いますが、そその先には必ず「人生をより豊かに」という期待があります。
カウンセリングでは変えられないこと
人生を豊かにするとは言え、カウンセリングでは受けて変わる部分と変えられない部分があります。
人がそれぞれ持っている気質や過去の出来事、他人の性格など、カウンセリングでは変えることの出来ない要素がどうしても存在するからです。
また、変えられない部分が変わることを過度に期待した場合、「相談しても効果が得られなかった」「何も変化が起きなかった」と、結果的にカウンセリングが意味のないものとなってしまう可能性もあります。代表的なものとして、変えられないものを一覧にすると下記が挙げられます。
・生まれ持った気質
・過去の出来事や事実
・これまでに得た知識、経験
・他人の性格
・本能的な欲求
アメリカの精神科医エリック・バーンが残した、「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。」という言葉があります。
過去の出来事・事実・知識・経験。これらを思い返した時に、その内容や不十分さから後悔する人が多いです。そしてこれらは変えることの出来ない事実。
しかし一方で、今この瞬間から未来の自分に向け「誇れる過去」を作っていくことは可能です。
他人についても同じです。他人の価値観や性格を第三者の立場として変えることに比べれば、自分自身を変えることは遥かに簡単だと言えます。
カウンセリングで変えられること
カウンセリングで変えられるものは無限にあります。
カウンセリングによって気づきを発見できれば、働き方・家族との過ごし方・趣味や目標など、あらゆる分野で良い変化を起こすことが可能だからです。
大きく分類すると、変えられるものとして下記が挙げられます。
・自分自身に抱くイメージ
・ものごとの考え方・視点
・過去の捉え方
・ストレスとの付き合い方
・これからの行動
カウンセリングを通じて自分自身を見つめ直すことで、悩む理由や、悩みやすい要因を見出しやすく、結果としてストレスとの付き合い方も上手くなります。
また、ストレスへの耐性は「生まれ持った気質」と考える方も多いのですが、実際、ストレスへの耐性は「非認知能力の高さ」が関係していると証明されています。
「変わりたい」と思っても、その気持ちを汲んでくれる人は身近では見つからないこともあります。第3者から真剣に自分を見てもらうのに、便利なサービスとしてカウンセリングという選択肢も持っておくと安心です。
本当に辛い時、支えになるかどうか(まとめ)
今回の内容をまとめます。
・カウンセリングにはカウンセラーとのラポール(信頼関係)が大事
・混んでいるクリニックは、混んでいる「理由」をよく確認しよう
・本心を伝えやすい相談形式を選ぼう
どんなに明るい人でも、少なからず気分の波はあります。
カウンセリングの日がたまたま調子が良かったり、
カウンセリングでない日に気分が絶不調だったり・・
受けたいタイミングは、なかなか自分で決められないのが現実です。
毎日のやりとりが可能なサポートなら、本当に助けてほしいときに話を聞いてもらうことができます。
流れ作業ではなく、「悩みと本気で向き合ってくれる」そんなカウンセラーを探してみましょう。
グッドライフプロのメールサポートはひとりひとりと向き合い、24時間いつでも相談可能なサービスを提供しています。
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