
「今が人生のどん底・・」
「希望が見えてこない・・」
こんな毎日を過ごしてはいませんか?
最悪の日々を生きていると、深いため息から1日がスタートし、生きる気力も薄くなってきますよね。
今回は、私が人生のどん底から這い上がった体験談と、辛かった時に救われたものを紹介します。
本記事が、すこしでも参考になると嬉しいです。
もくじ
人生のどん底を14歳で経験。最悪の人生から這い上がった方法とは
4人いた家族がいつの間にか私ひとりに・・・
私の家は4人家族だったのですが、14歳の時、家族は全員家を出てしまい、残されたのは私ひとりになってしまいました。
私が6歳の時、父が交通事故で亡くなってから
・母
・母の再婚相手
・姉
・私
の4人でそれなりに楽しく暮らしていたのですが、ある日突然、両親が離婚したためです。
当然、再婚相手は家を出ていき、姉は高校に通うため隣町の祖父母の家に・・
母はというと、半分は夜の仕事、残りの半分は旅行や何やらで、ほとんど家に帰らなくなりました。
そんなこんなで、4人いた家族はあっという間に私ひとりに。
学校から帰ると、ダイニングテーブルに500円玉が1枚置いてあり、徐々にその500円も置かれなくなり、最終的には冷凍食品を漁ってなんとか食いつないでいました。
部活では『空気』のような存在。男子からは直接いじめのターゲットに
ネグレクトを受け孤独に暮らしていた私ですが、学校でも同じように『孤独』と戦っていました。
部活内で『はぶく』という類のいじめに遭っていたからです。
夏休みなどの授業がない期間は、家にも学校にも『居場所』がなく毎日が地獄のようでした。
一部のヤンキーからは直接的な嫌がらせも受けていたので、私ほど不幸な中学生がこの国に存在するのか、なんてことを当時は考えていましたね(笑)
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それでも生きてこられたのは、未来への『希望』を捨てなかったから
そんな地獄の日々を過ごしていれば、「死にたい」なんて思ったりもします。
「明日が来ませんように」
と眠りにつき、朝になって目が覚めると、自分が生きていることにガッカリする。
けれども、私は実際に自殺を図ろうとした事は一度もなかったんです。
なぜなら『未来への希望』を捨てていなかったからです。
・家族がいなくても金さえあれば生きていける
・高校生になればアルバイトができる
・卒業したら見た目も中身も生まれ変わってやる
こんな風に未来に希望を抱き『必ずこの地獄にも終わりが来る』と信じたからこそ、なんとか生きてこられたのです。
辛かった時に私が救われたもの
心から信頼できる仲間
家では孤独。部活でも孤独。暴言を吐いてくるヤンキーもいて毎日本当に辛かったですが、心の支えが無かったわけではありません。
私には「見せかけの友情」や「仲良しごっこ」ではない、心から信頼できる『仲間』がいたからです。
弱音を吐いたり、相談に乗ってもらうことではなく、
ただ一緒にバカみたいに笑い合える仲間たちとの時間が『自分は最悪の人生を生きている』という現実を全て忘れさせてくれたのです。
人生を変えた人たちの伝記
私の通っていた学校には、毎日10分間の読書タイムがありました。
当時の私は進んで本を読むタイプでは無かったのですが『伝記』に関しては、夢中になって読むことができたのです。
著者からのメッセージとして
「お前はまだ腐っていない」
そんな風に言われているような感覚になったからです。
特に印象に残っているのは
不良少年の夢(義家弘介)
五体不満足(乙武洋匡)
14歳(千原ジュニア)
あたりで、どの本も私に『生きる希望』を与えてくれました。
だから私は
「自分でお金を稼げたら、絶対に人生は変えられる」
そう信じ、なんとか前を向くことができたのです。
飼い犬のポメラニアン
家で孤独だったと言っても、完全にひとりではありませんでした。
家には飼い犬のポメラニアンがいたからです。
ポメは、私が最悪の人生を生きているなんてことはお構いなしに、学校から帰ってきた私を見て必ず尻尾を振るんです。
理由は散歩に連れてってもらえるからなのですが、唯一、自分を必要としてくれてた存在だったように思います。
ペットは、時として心の支えになってくれるのかもしれません。
【心の支えがほしい人は、こちらの記事もチェック】
・支えてくれる人がほしいとき、あなたが一番最初にやるべきこと
最悪の人生から16年経って思うこと
あの経験があったからこそ『当たり前』に感謝できる
あれから16年経った今、最悪だった過去は今では人生の宝モノのようになっています。
誰からも愛されない・・
誰の目にも映らない・・
お金も食べるものもない・・
そんな経験があったからこそ、現在の家族や、当たり前の日常に『感謝』することができているからです
自ら不幸の道を歩んでしまう人は、当たり前のことへの感謝を忘れてしまっているケースが多いですが、
私の場合『最悪の過去』が、幸せをしっかり受け止められる『感性』になっている気がします。
どん底の経験が私に『勇気』をくれる
どん底の人生は、私に「勇気」も与えてくれました。
辛い日々を乗り越えた経験が、今となっては『自信』になっているからです。
時には、
・もうダメかもしれない
・うまくいかないかもしれない
と、くじけそうになることもあります。
けれども、
『最悪の毎日を乗り越えたんだ』
『自分の力で人生を変えたんだ』
こんな風に、どん底だった経験が一歩を踏み出す『勇気』になっているのです。
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普通じゃない人生が、私を「自由」にしてくれた
父が亡くなり、再婚→転校→離婚の末、ネグレクトと貧困といじめという、あまり「普通」とは言えない人生でしたが、結果としてそれが私に『自由な生き方』を与えてくれました。
「普通じゃない」ことがある意味「普通」と思えることで、現在、『普通に縛られない生き方』ができているからです。
確かに当時は辛かったです。
死にたくなるほど辛かったです。
けれども今となっては、
「自由な人生を手に入れるために、全て必要な経験だった」
そう捉えることができています。
どん底の人生は、その後の生き方を最高に面白くしてくれる(まとめ)
今回の内容をまとめると
・どん底でも希望を捨ててはいけない
・信頼できる人の存在は大きい
・伝記には生きるヒントが詰まっている
・心の支えはあった方がいい
・どん底の経験は必ずプラスになる
こんなかんじです。
人生というのは、試練を生き抜いた先に大きな飛躍があるものだと思います。
今はどん底でも、それを乗り越えれば必ず道は開けます。
辛く苦しい毎日から抜け出し、人生を最高に面白くしていきましょうね。